メリークリスマス。
今日はイエス・キリストの降誕祭ということで、それにちなんで気のきいた話はできないかなと考えたのですが、特になんも無いのでネットでよく見る(笑)についての話をしようと思います。
マジかよ どういうこと??
ネットでよく使われる(笑)ですが、これはもちろ文章上で笑っていることを表すのに使われます。
どうやら堅苦しい文章を砕いて柔らかな表現に変える効果が期待できるようです。
この(笑)、は果たして人としての価値を定義するうえで、表現方法として適切なのか、インターネット上では賛否をめぐって日々暑い議論が側されています。
まぁ、僕がいうのもなんですが、文章のニュアンスというのは、自身の性格や相手との理解関係、状況や環境などによってコロコロと変化するものなので(笑)の価値観を二項対立で語ることは、非常に不毛な議論であるとは思うのですが、少しばかり大事な内容につながるので是非最後までお付き合いください。
先述べたように、(笑)というのがセンスの良い言葉か否かは使う相手や状況によってお大きく変わってくるものなのですが、どうやら否定的な意見としては「上品では無い」といったようなものが多いようです。
確かに(笑)はリテラシーの低そうなメディアによく現れます。
僕も正直いうと(笑)は使った事はないのですが、なんでだろうと、改めて理由を言語化するとすれば、頭が悪いと思われないためのリスクヘッジといったところです。
つまり、少なからずでもこの言葉に拒否反応を起こす人がいるのであれば、わざわざ使うこともないだろう、というのが僕の考えです。
それから、時折言っていますが、僕は賢く見られようと必死なので、「何事にもまず形から」をスローガンに、アホと思われる可能性のある(笑)の使用は極力避けたいというのもあります。
しかし、その一方で、(笑)に否定的な意見を展開する人に対しても考えが少し浅いなと思う所があります。
言葉のニュアンスというのはその時その場所で変化するわけですが、アホな人がアホな用途で(笑)を使用したのを見て、アホな文章の正体が(笑)だと判断してしまうのは、問題発見能力に乏しいのかなと思います
問題はもっと別のところにあるはずで、こんな甘い分析をしてしまうということは、また別の良い物、悪い物を見たときに、なぜそう思うのかを理解できないし、また別の場においても、改善するべきことに気づく事ができないのだろうな思ってしまうのです。
これは、「(笑)は他人に頭が悪いと思われるからやめた方がいいよ」と、ありがたい助言をしてくれる人にないして僕が思うところです。
(笑)事態に拒否反応を起こす人に対しても、他者理解が足りていないんじゃないかなと思います。
この言葉は硬い文章を柔らかく変える、言ってみれば受け手に対する気配りのような意味合いもあります。
素っ気ない文章に少しでも色を加えるために、意味のない(笑)を入れるわけです。
もし「なんで(笑)とかなんで入れんだよ」と思ってしまうのであれば、「なぜこんな事をしたんだろう?」と意味のない行為に対しも、「実は意味があるんじゃないのかな」と考える努力をするべきです。
最後に少し方向を変えて、もう一つ大事な話をします。
大事な話してたん??
してた
前半でも言いましたが、僕はモテるために(笑)の使用は極力避けてきたわけですが、そうしたところどうなったかと言うと、相手に自分の本当の思いや、その場の状況をいかに文章で表すかを深く考えるようになりました。
(笑)は簡単に、自身の感情や情報を伝える事ができると言うてんでは結構便利で、変な誤解が生じ憎くしたり、言葉を強調する効果があります。
いいですよ(笑)
アホ(笑)
ゆで卵(笑)
あなた様のゴミな考えはとても勉強になります(笑)
って感じです
最後のやべーやろ
しかし、これを使わないと決めてしまったことにより、他の方法で自分の感情や状況、ゆで卵を笑う情報を伝える事を模索せざる終えなくなってしまいました。正直これは不便です。
しかし、「不便だからこそどうするべきかを考えて、その過程で発見があって、好奇心や発明が生まれる」この考えは結構気に入っています。
「この文章硬いな。でも(笑)使うとモテない …どうしよう」
思考のプロセスは、一般教養教育の向上という点でも、かなり意義があります。
ちょっと大雑把にまとめてしまいましたが、そういうことです
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