僕は自分が何をするべきなのか道を見失ったときや、行動を起こしきれないでいるときに、決まって自分の意識を全て情報収集一点に集中させます。
それはニュースサイトからだったり、本の要約アプリだったり、雑誌だったり。ジャンルは選ばず、とにかく情報という情報を集めまくる。
これはもう徹底的に。
この時に出てくるのは「情報収集をしすぎるな」というジレンマです。
情報収集にかけた労力や手間の結果得られる情報量は、ある程度正の相関はありますが、それをすぎると途端に新しい取り組みのスピードが鈍ってしまいます。
しかし、ここでの目的は「情報を仕入れて賢くなりたい」、と言うのももちろんありますが、それ以上に「頭を一旦クリアにする」というのが基盤にあります。
情報を集めて頭をクリアにする?
説明しよう!
誰だお前?
この時のコツは、一切外から与られる関与を意識的に遮断することです。
全ての意識を情報収集一点に集中させて、これまで自分が何に、どのような答えを導き出そうとしていたのか、途中式も全て真っ白にするのです。
全く0の状態から1からデザインしていくような感覚です。そうすると、全く新しいアイディアが突然降ってくるのです。
ちなみに、僕が今の仕事を始める前、この作業を3ヶ月続けました。
当時の僕はスポーツに関係する仕事や、本業に近しいことを発展させて何か新しい事業を始めようと考えていましたが、それを実現させるためには莫大な費用や信頼が不可欠なことに気がつきました。
それを得るためにも多大な手間や労力、時間が必要で、僕はそこまでするのかと思った時に、寒々しい答えがすぐに見えてきました。
そのまま悩むのも苦しいし、自分がどうするべきなのか見当もつかない。一旦全て忘れて情報収集をすることにしました。
本は上位にランクインしている順に片っ端から、雑誌は目に留まったものから、ニュースはだいたい全部(タイトルだけでも可)
新しい知恵から今の問題と向き合う必要はありません。
そんなことしても苦しい、結局固定概念も拭えないままでイノベーティブなアイディアは生まれません。
それに、先いったように大量の情報はただの負債です。
大量の情報の中で自分がどうすべき考えたとしても、余計に迷ってしまいます。だからここでは問題解決のために絞った情報を仕入れるのではなく、あくまでランダムに何かアイディアが降りてくるまで無心で情報収集を続けるのです。
国内の情勢や社会の動きもある程度把握できているので、そのとき降りてきた答えはといういのは、コレまで以上に質のモノになっているはずです。
リスクや不安で行動をおこせない時にもこの方法がかなり有効です。
動きたいけど動けない。動いた方がいいのは分かっているけどそれができない。
その時、自暴自棄になるのではなく、無心でこの作業をしてください。
数ヶ月でも続けていると、「よし、いける」と思う日が必ずきます。
成功した人は皆、口を揃えて「覚悟を決めろ」「動け」と言いますが、そんなことする必要はありません。
不安ならとにかく情報収集を続けるのです。
まず行動を起こすことは決めてしまいます。しかしその中で中途半端に悩むのではなく、不安がなくなるまで情報収集を続ける。それでいいんです
この方法はとても有効なのでぜひ試してみてください。
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