街中歩の物語が完成しました。タイトルは決めていません。
もしもこの先第二弾、第三弾と続くことがあれば、いつの間にか「そんなタイトルだったんだ」というようなノリで決まっていることだと思います。続けるつもりはあるので、ぜひ歩むくんの生き様を長い目で見届けてやってください。
物語を書くにあたって大変だったことを二つあげます。一つは、色・形を感じていただけるような文章にすることでした。厳密には「したかった」といったほうがいいかもしれません。
僕がイメージしていた文章はもっと色彩豊かで、動画を見た方々が、文章からこんなに色が見えるものなんだと思っていただけるような物語にしたかったのですが、力不足でした。これから時折こういった作品を作っていこうと考えているので、いつか皆さんから、世界の見方が変わったといっていただけるような作品が作れたらいいなと思っています。
もう一つは、どうでもいい話を書くことです。
今回の物語には、結末(話の中で言いたいこと)があり、結末を迎えるための布石があります。この二つは普段思っていることをそのまま文章に落とし込めばよかったのですが、それを繋げるためには、間にどうでもいい話を挟まなければいけませんでした。そこに想像力が必要で、手がかりがなにもないまっさらな状態から何かをつくり出すような感覚を覚えました。
本当は言いたいことだけ言って帰りたいのに、どうでもいい話の方がそうでない話より考えるのが大変で、時間を要するというのはなんともヘンテコな話です。
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